エアコンフィルター
エアコンフィルターは車内の空気をきれいにしているフィルターです。
貨物タイプのお車などにはついていない車もありますが、今の乗用車は基本ついています。
大体がグローブボックスの裏側にあり、マツダの一部車種以外はユーザーさんでも簡単に交換できることが多いです。
汚れてくるとどうなるか
- エアコン風量の低下
- 車内のにおい
この2点が挙げられます。
エアコン風量の低下
エアコンフィルターはブロアモータの後ろについているので、車内の空気を吸い込むとすぐにエアコンフィルターがあります。
なので、実際に人に当たっている風はエアコンフィルターを通り過ぎた後の風です。
そのエアコンフィルターが汚れで詰まってくれば、風の通り道が無くなり、エアコンの風も出なくなります。
汚れたエアコンフィルターはこんな感じになってます。
新品とくらべると
このように違いは明確ですね。
うちのお客様でもいますが、エアコンを使い始める時期になって、風量スイッチを押したら「風がでない!」
と駆け込んできたのはいいが、エアコンフィルターをはずしてみたら真っ黒!という方もいますので、ぜひチェックしてみてください。
車内のにおい
車内のにおいにはいろいろと原因がありますがエアコンフィルター無交換により、かび臭いにおいなどが発生していることが多いです。
夏場になって、エアコンをつけてみたら嫌なにおいが出たことありませんか?
あれ、エアコンフィルターを交換してみただけでなくなることがあります。
それでも直らないときはエバポレータにカビが生えてたりもあるんですが。
かびかびになったエアコンフィルターをみたらびっくりすると思いますので、一度点検してみましょう。
車検に通らない?
エアコンフィルター自身はついていなくても、車検にはまったく関係ありません。
あくまで、快適装備の一種ですね。
ただし、風が出ないのはだめです。
デフロスタ(送風機能)がないと車検には通らないという基準がありますので。
ただし、車検場に持ち込んだ際には、ほぼ検査官はみてない項目になりますね。
持ち込んだときに「デフロスターオンにしてください」といわれたことが無いので。