マフラー

エキゾーストマニュホールドから連なる消音装置

マフラーは大体3点の部品からできています。

車検の検査官が主に見ている部分はこちら

  • エキゾーストマニュホールドから連なる部分のフロントパイプ
  • フロントパイプに連なるセンターパイプ
  • センターパイプから後方へ顔を覗かせているメインマフラー

上記の3点は車検の検査官が基本的に見られているマフラー部分ですね。

マフラー部分は穴あきが認められたり、排気漏れが疑われる部分があると、車検に通りません。

穴が開いてしまったマフラーはこんな感じです。

穴あきマフラー画像

この写真は溶接でマフラーの穴あきをふさいでる様子です。

マフラーの内側に板を溶接して、穴あきを修正しています。

元はこんかな感じでした。

穴あきマフラー画像

修正をして、排気漏れが無ければ車検を通すことができます。

車をリフトアップして点検すれば簡単に発見することができますが、リフトアップしないと発見することはかなり難しいでしょう

なぜ穴が開くのか

使用状況によってかなり変わってしまうのですが、マフラーはエキゾーストマニュホールドから飛び出てきた高温の排気ガスを受けています。

そして、雨や雪、エンジンを止めた後の冷却により温度差が非常に多きいです。

熱くなったり冷たくなったりを繰り返すと、表面の塗装がはげ、鉄の部分がむき出しになります。

そのむき出し部分に錆が発生して、それが鉄を腐らせ、穴あきにつながることが多い気がします。

これは良くある接合部分の錆です。

錆の出たマフラー画像

このように接合部分や、溶接で盛っている部分はさびやすい傾向にあります。

この部分が完全に腐るとこうなります。

完全に分裂したマフラー画像

こうなってしまうと、溶接のしようが無く、交換しか方法がなくなってきます。

あ、軽度の穴あきであれば、マフラーパテで一時的に穴埋めして、石綿で巻くという手段もあります。

あくまで、一時的な処理なので、車検場に行ったときにエンジンをふかしたらそのままマフラーパテが検査官に襲い掛かっていったこともあるので

できることなら簡易修理はせずに、溶接か交換をおすすめします。

ちなみに、マフラー交換は純正だと大体10万円くらいかかります。

マフラー修正だと3万円くらい。

マフラー穴あき予防策

経年劣化は仕方ないものとしても、最近はユーザーさんの自己管理ができ無すぎて腐り落ちるマフラーが多いので、予防策をお伝えします。

  • スキー場などの解氷剤を巻いているところに行ったら必ず下回りスチーム洗浄をする
  • 雪山に行く予定があるなら行く前に必ず下回りにパスターや防腐剤の塗布をする

こんなもんですね。

愛車を守るためには、一時的な出費も必要ということですね。

ちなみに、自分で下回り塗装をしてみたい人は、水溶性でも、油性でもかまいませんが、耐熱塗料を使うことをおすすめします。

耐熱じゃない場合、まったく意味が無いのとともに、そこらじゅうに塗料のかけらを振りまいて走ることになりますので。

あ、近接排気音とかについては、後日追記しますね。

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