エアクリーナエレメント

空気を吸い込む場所についているフィルタ

エンジン内部で爆発を起こさせるには空気と燃料が程よく
混ざらないといけません。
その空気をろ過するためについているのがエアクリーナエレメントです。
このエアクリーナエレメントが汚れると、空気の取り込みが悪くなります。
エンジン不調、COHCなどの有害排気ガスの多量発生などにつながります。
以下が新品と汚れたエアクリーナエレメントです。
エアクリーナエレメント画像
奥に見えるのが、埃のたくさん付いてしまったエアクリーナエレメントです。
これはそこまでひどくないですが、これ以上汚れると、交換となります。
部品代は3000円くらいです。
推奨交換時期は4年に一回もしくは3万キロに一回くらいです。
この部品は交換しなくても車検は通りますが
有害ガスのチェックに引っかかった時は交換しないと車検に通すことができなくなります。

交換しないまま乗り続けるとどうなるか

エンジンが空気をうまく吸えなくなり最後は壊れます

エンジン内部の吸気バルブが開いたときに、うまく吸えなくなってくると
燃料とのバランスがおかしくなってノッキングなどを誘発します。
うちのお客様でいたんですが、むき出しタイプの湿式エアクリーナエレメントを利用してました。
しかし何度交換をおすすめしても真っ黒けでスポンジもボロボロのまま放置。
なのでエンジンは無理やり空気を吸おうとし続け、エアクリーナエレメントに負担がかかりすぎて
フィルタ部分のみエンジンが吸い込んでしまって金具だけ残ったことがあります。
持ち込み検査の場合、恐らくエアクリーナケースまであけて確認しないので
ケース内部にエアクリーナエレメントが無くても車検に通りそうですが
指定工場等で車検を受ける場合は、必ずついていないと車検に通りません。

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